埼玉県議会で対中人権問題意見書が採択された直後の7月5日、中国大使館から議会事務局宛てに一本の電話が来た。
政務担当参事官と名乗る人物は、「意見書を作成した人物はだれか」「何名の議員が賛同したのか」などと質問し、意見書は「核心的利益に関わる内政干渉」であると主張した。
これに対し鈴木正人・埼玉県議会議員は「地方議会に圧力をかけてくる中国共産党政権のやり方こそ内政干渉ではないか」と一蹴し、圧力に屈しない姿勢を鮮明にした。
議会内部の様々な意見をまとめ、紆余曲折を経て圧倒的多数の賛成で採択に持ち込んだストーリーについても伺った。
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